2017-04-11
ECサイト運営者必見!モバイルの画像検索に「似ている商品」機能が追加

google公式サイトで新しい検索の機能「似ている商品」機能のリリースが公開されました。
いったいどんな機能なのか早速調べてみました!
どんな商品に使える機能?
対応済み商品:ハンドバッグ、サングラス、靴
対応予定商品:衣料品、ホーム&ガーデン
“「似ている商品」が現在サポートしているのはハンドバッグ、サングラス、靴ですが、今後数か月以内に衣料品やホーム&ガーデンといった他のカテゴリにも対応する予定です。”
「似ている商品」検索機能とは?
例えば、ネットであなたが靴を探しているとして、、
こういうのが欲しい!という「理想のビジュアルの商品」があったとします。
しかし、理想は理想、、その商品は手が出せないほど高い!
見た目が似ている商品でもっとオトクなものはないか??
となった際にあなたならどうしますか??
googleの検索を使い慣れている方であれば
「そうだgoogleで画像検索して、似た商品をさがしてみるのもありだな。。」
という思考になるかと思います。
(まあ、実際は日本人の場合
楽天やアマゾン、ゾゾタウンなどECサイトで商品を検索し続ける人が多い気もしますが、、
それはいったん横に置いておきましょう。。)

「似ている商品」検索機能とはgoogleの画像検索で商品を探している人に向けた新機能です。
上図のように、画像検索の下に、特定ジャンルの商品を画像検索した際にカルーセルで商品が出るようになります。
今までは似ている画像がでてくるものの、、その画像をクリックした先が商品ページとは限らなかったんですね。
なのできちんと商品ページに対して新構造に即してマークアップしてあげることで
「似ている商品」として出力してもらえるようになるので
ユーザーにとっては手間が軽減されるということになり、結果購入してくれるユーザーを
取りこぼさないようになると考えられます。
「似ている商品」タグの設置方法は
“サイトで扱っている商品を「似ている商品」に対応させるには、schema.org の商品メタデータをページに追加して管理します。schema.org の商品マークアップを使用すると、Google がウェブ上で商品を見つけられるようになり、商品情報の概要をユーザーに表示できるようになります。”
このように、ページに対し、schema.orgが取り決めているとおりにタグを追加してあげることで
「似ている商品」として表示してあげることが可能です。
実際対応したほうがいいの??
先ほど横においておいた話を戻しましょう。
そもそもgoogle検索で商品を探す人がどれくらい居るの??といった疑問が上がると思います。
私もそうですがショッピングする際はほどんど決まったECサイト内で直接商品を検索しますので
現時点では自分をユーザーとするならば、すぐ活用する機能ではないかなという、、個人的な印象です。
なので、即座に対応すべきレベルかどうかは自社サイトの取扱商品やユーザー層にも関係して来るのではないでしょうか。
ただ、今より少しでもユーザーの取りこぼしを防ぎたい、ということであれば
すぐにでもやっておいて損はないと思います。
また今後この機能が浸透しすることでgoogleで直接商品検索をすると自体が浸透する可能性はもちろん
ありますので、自社サイトでの対策を現時点でやりきっていて何か他の対策を探しているという場合は
対応すべきではないでしょうか
ただ前述したように、「似ている商品」として表示できる商品ジャンルが現在は限られていますので
ご注意下さい。
以上「似ている商品」機能についてのまとめでした!