2019-06-28
Googleの活用・攻略

単純な被リンクの獲得やキーワードの埋め込みだけで検索結果の上位を目指すSEOの時代はとっくに過ぎ去りました。
つい最近まで良かれと思ってやっていたことも、急にスパムとして認識されてしまうこともあります。
2012年の大きなアップートからアルゴリズムはより複雑になり、コンテンツやリンクの質が要求されるようになりました。
Googleを攻略するには、Googleを良く知る事がポイントとなるのではないかと思い、過去のアップデート内容からGoogleが提供しているツールをなども紹介できればと思います。
大きなアップデート
【パンダアップデート 】 2011年2月
パンダアップデートとは、低品質のサイトや内容の薄いサイトの評価を下げる為のアルゴリズムアップデートです。
この時、対象となったのが「コンテンツファームと呼ばれる低品質コンテンツを大量に掲載するようなサイト」や「コピーコンテンツの排除」などが挙げられます。
【ペンギンアップデート】 2012年4月
ペンギンアップデートとは、検索順位を上げることを目的に作られた悪質なリンクに対して順位評価を下げるアルゴリズムアップデートです。
この時、対象となったのが「ワードサラダと呼ばれる、システムで自動構築されたような意味不明なテキストを利用した被リンクサイト」や「リンクプログラムと呼ばれるディレクトリサービスからのリンク」、「クローキングと呼ばれる悪質なリダイレクト」、「隠しテキスト」などが挙げられます。
【ハミングバードアップデート】 2013年8月
ハミングバードアップデートとは、言葉と言葉の羅列で検索ワードを認識していたのが、言葉と言葉で文章を理解し検索結果に反映するアルゴリズムアップデートです。これによりテールワードの重要性があがり、近年のコンテンツSEOからのテールワードの上位化を狙いアクセス数アップにつなげる施策が出てきました。
【ペイデイローンアップデート】 2014年5月
アダルト系や金融系、その他ギャンブル系などのグレーなサービスや商材を取り扱うサイトが利益目的の強力なブラックハットSEOを行う傾向にあり、
そういったサイトを監視し検索結果から排除するアルゴリズムアップデートです。
【モバイルフレンドリーアップデート】 2015年4月
モバイルフレンドリーアップデートとは、スマートフォンの普及に伴い、スマートフォンやタブレットの画面サイズに合わせてホームページが見やすく最適化されているかをチェックするアルゴリズムアップです。
Googleが提供しているツール
Googleがオフィシャルで提供しているツールはアナリティクスだけではありません。
アナリティクス以外にも便利なツールは沢山あります。これらを活用する事により自社サイトの分析やリニューアル後などにも大いに貢献してくれる事でしょう。
Search Console
https://www.google.com/webmasters/tools/home?hl=ja
旧称「ウェブマスターツール」 とにかくウェブサイト・ブログを作る人なら誰もが使ってる必要不可欠なツール
Page Speed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
サイトの表示速度をベースにサーバーの応答速度、画像サイズの適正チェック、CSSやJavaScriptの位置や縮小や圧縮されてるかチェックして提案してくれる問題のある点は対策方法を紹介してくれて、画像やファイルの圧縮が必要なものはその場で圧縮後のファイルをダウンロードできる優れものです
モバイルフレンドリーテスト
https://search.google.com/test/mobile-friendly
サイトやブログがモバイルビューに適しているかチェックできるツール。
モバイルフレンドリーかどうかチェックして問題がある点は指摘してくれます
AMPテストツール
https://search.google.com/test/amp
AMPページのURLを送信するとAMP対応できてるかどうかチェックして問題がある点は指摘してくれます
Test My Site
https://testmysite.withgoogle.com/intl/ja-jp
3G回線でのモバイルページ読み込み時間を測定するツールです。日本国内向けのコンテンツならあまり気にしなくても良いかもですね
海外向けにも考慮するならシェア的に考えても3G回線での速度調査は必要そうです
Analytics
https://www.google.com/analytics/web/?hl=ja
Googleアナリティクスは誰でも無料で使える高機能なアクセス分析ツールです。導入した日から、サイトの利用者の訪問状況、流入経路、行動パターンなどの貴重なデータを把握できます。データの蓄積量が増えるほどGoogleアナリティクスで解析できる要素が多くなり、ウェブサイトを改善する手がかりが数多くもらえます。
まとめ
以上、 Googleのツールをご紹介しました。
使ったことがないツールが1つは見付かったのではないでしょうか。
サイト作成運営以外にも、マップ、カレンダー、G-mail、ドライブ、フォーム、スライドなど、様々なツールがありますので参考にしてみてください。